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ID 205
登録日 2006年 2月 1日
タイトル
"前線"追い県内駆け回る 「大分桜百景」発刊
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新聞名
大分合同新聞
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元URL.
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=02=01=329101=chokan
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元urltop:
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写真:
 
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「おおいたインフォメーションハウス」(大分市)は、「九州十色」シリーズの一つとして「大分桜百景」(A5判・一二七ページ、千二百円=税込み)を発刊した。普段はあまりクローズアップされないヤマザクラを 追い掛けたり、サクラと人とのかかわりにも触れた一冊だ。
 写真は自然風景を撮り続けている写真家の竹内康訓さん(57)=大分市南津留=。「サクラの季節はわくわくして、気付けば撮りに行っている」  以前はサクラの名所で撮っていたが、市内野津原地区のヤマザクラに出合い、心引かれた。「普段は何でもない山が、ヤマザクラが咲くことでスポットライトを浴びる」と竹内さん。
 取り掛かりは二〇〇三年秋。美しさだけでなく、生態や種類、人との関係などにも目を向けようと、県植物研究会長の荒金正憲さんから知識を学んだ。「ヤマザクラと連れ立って木々や草花が芽吹く。種類の多さやヤマザ クラ前線の存在などを知って、さらに興味を引かれた」という。
 前線を追い、山、里、谷を駆け回った。大分市内の開花状況を調べるため、竹内さんや文を書いた井上裕子さんら五人で二百五十カ所を回った年も。
 「ヤマザクラ」「しだれ桜」「谷の桜」「里の桜」のテーマに分け、名所のソメイヨシノも紹介。かすみの山を彩るヤマザクラ、谷あいに咲き誇るシダレザクラなど、さまざまな景色をとらえている。満開のころに田植えをす る地域にも足を運び、人の営みとの関係も取り上げた。種類を説明した「桜図鑑」も載せた。
 竹内さんは「まだ足りないと思うが、たくさんの桜と出合い、大分の土地の豊かさを感じた。本を手にしてもらい、サクラとの距離が近くなれば」と話している。
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このページの公開日は1999年11月11日。最新更新日はです。

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