ID　2700

登録日　2007年 2月　8日

タイトル

幸せ願う木にカード千枚 ｢恋人の聖地｣の阿南

新聞名

徳島新聞

元URL.

http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_11708984074&v=&vm=1

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写真:

　

ＮＰＯ法人地域活性化センター（静岡県）の「恋人の聖地」に選ばれ、昨年十二月、選定地を示す銘板が設置された阿南市富岡町の牛岐城跡公園に、カップルが詰め掛けている。二人の思いを書いて結びつけ る「願いの木」（高さ五メートル）には、既に千枚以上ものメッセージカードが。富岡商店街協同組合（山本史夫理事長）は七日、同公園で大願成就祈願祭を開き、十四日のバレンタインデーにもイベントを企画している。
　メッセージカードは、発光ダイオード（ＬＥＤ）のペンダントの「願いの実（百円）」に添え、同商店街の八店舗で販売している。昨年十二月十六日の除幕式の際に売り出した。カップルに願いを書いてもらい、鉄柱とＬＥＤを つけたロープでできた円すい状の「願いの木」につるしてもらう。組合によると、これまで「願いの実」は約三千個が売れたという。
　「願いの木」は一カ月余りで、カードでいっぱいになった。「幸せになりますように」といった恋人らしい願い事が書かれたカードがほとんどだが、中には「宝くじが当たりますように」と記した勘違い組も。
　つるす場所がほとんどなくなり、これまでのカードを整理するため祈願祭を開いた。同組合員や市職員ら二十人が見守る中、徳島県青年神職会（忠津慶治会長）の三人が恋愛の成就を願う神事を行った後、カード約千 枚を丁寧にはずした。阿南市津乃峰町の津峯神社に運んでお払いし焼納する。
　山本理事長は「祈願したことで恋愛は成就すると思う。今度は結婚をお願いに来てください」と話していた。
　現在、イルミネーションは工事のため中断しているが、九日の夜から再開する。同組合はバレンタインデーには、イベントごとに発行される恋人証明書を来場のカップルに無料で配る。また、バレンタインバージョン のカードを願いの実に添えて販売（限定五百個）する。問い合わせは同組合〈電０８８４（２２）１６８４〉。