ID 2673
登録日 2007年 2月 6日
タイトル
幹回り5・53メートル 梼原町に巨大アカガシ
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新聞名
高知新聞
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元URL.
http://www.kochinews.co.jp/0702/070206headline06.htm
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元urltop:
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写真:
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たまー、こりゃ太い!!――。巨木調査をしていた高岡郡四万十町の窪川町観光協会は4日、梼原町の山林で幹回り5・53メートルもあるアカガシを見つけた。確認されたアカガシでは県内2番目の大きさで、
メンバーらは興奮気味だった。
同協会は四万十、中土佐、津野、梼原の4町にまたがる鈴ケ森(1054メートル)への登山道整備を進めており、今回の調査は「須崎緑と水の会」に協力を呼び掛けて実施した。
約30人が2班に分かれ、登山道約5キロの周辺の巨木を調査。杉やヒノキ、アカガシをはじめ、コナラ、シデ、ツガ、ユズリハなど約20種類、約90本の幹回りなど測定した。
その結果、地上からの高さ1・3メートルの部分で幹回り5・53メートルもあるアカガシをはじめ、杉などの「巨木」を16本見つけた。
鈴ケ森周辺で確認されたアカガシとしては、これまでの記録(幹回り4・7メートル)を大幅に更新。県木の文化推進室によると、吾川郡いの町小川樅ノ木山の八社川内神社で幹回り5・8メートルのアカガシが確認されて
おり、今回はそれに次ぐ大きさになる。
今回見つかったアカガシは、地面から斜めに伸び樹高約15メートル、推定樹齢は500年。幹の上に簡単に上ることができ、メンバーらは巨木に触れながら「すごい迫力。まるで階段みたい」などと記念撮影していた。
同協会は調査と整備を今後も続け、巨木の位置を記したガイドや資料を発行する予定。
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