ID 2650
登録日 2007年 2月 3日
タイトル
設楽・田峰観音の歌舞伎小屋できる くぎ使わぬ伝統の技法
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20070203/lcl_____ach_____011.shtml
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元urltop:
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写真:
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設楽町田峯の田峰観音(高勝寺)で12日、伝統の地歌舞伎が奉納される。本番を前に、境内には見物客用の芝居小屋が出来上がった。ドーム形の小屋は青竹と丸太、荒縄だけで造られ、くぎは一本も使って
いない。てこの原理を応用した木材の「はね木」で竹天井をつり上げる独特の技法は、江戸時代から続くとされる。
「小屋掛け」と呼ばれる組み立て作業には、田峯地区の住民約100人が参加。地元で切り出した青竹約130本を材料に、境内の舞台前に横幅10メートル、奥行き15メートル、高さ3メートルの小屋を4時間ほどかけて
完成させた。本番当日の朝、屋根にシートをかぶせ土間に畳などを敷く。
歌舞伎は350年ほど前から奉納されており、現在は地元の保存会「谷高座」と田峯小学校児童が継承している。当日は午前11時開演で「義経千本桜 吉野山道行の場」など計6幕が上演される。問い合わせは田峰観音
=電0536(64)5028=へ。
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