ID　2612

登録日　2007年 1月30日

タイトル

今春のスギ・ヒノキ花粉飛散量は少なめ 県飯田保健所

新聞名

長野日報

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http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=6144

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県飯田保健所は30日、飯田下伊那地方の今春のスギ・ヒノキの花粉飛散予測を発表した。飛散量は平年より少ないが、飛散量の少なかった昨年よりは多くなりそうという。飛散開始の時期は2月下旬ごろで平 年並みを予測している。
　発表によると、スギ・ヒノキ花粉飛散量は1平方センチあたり1600―2600個で、昨年の1.3倍から2.1倍。平年比では0.5倍から0.85倍と少なめ。飛散開始の時期は昨年が2月18日、平年が同24日で今年は平年並み。
　県内で最も早く花粉の飛散が始まる飯田下伊那地方での調査を1993年から開始。スギの花芽の着花状況調査を96年から行い、予測している。
　今回は同所管内近隣17市町村25地点、1030本の杉を調査。平年よりやや多い着花度となった。花芽の形成に影響を与えるという前年夏の気候は、昨年6月と8月が高温小雨で花芽の形成を促したが、7月は記録的な 多雨となり、日照時間も少なかった。
　飛散開始時期について、2月は平年に比べて曇りや雨、雪の降る日が多いと予想されているが、気象状況が変われば早まることも考えられるとしている。
　同保健所では「花粉症の方は医療機関や薬局に相談するなど、早めの予防対策を行ってほしい。花粉症でない人も突然発症することもあるので、睡眠をきちんととるなど、生活リズムに気をつけてほしい」と話してい る