ID 2604
登録日 2007年 1月30日
タイトル
「この木なんの木…」危機脱出
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新聞名
デイリースポーツ
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元URL.
http://www.daily.co.jp/newsflash/2007/01/30/0000228699.shtml
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元urltop:
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写真:
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この木なんの木…」の歌詞で知られる日立グループのテレビCMに登場する大樹。一時は地元ハワイで「伐採の危機」との話もあったこの樹木が、これまで通り保護され、日立製作所がグループの広告・宣伝
で独占的に使用する契約を地元の所有者と結んだことが三十日分かった。
「日立の樹(き)」と呼ばれる大樹は、米国ハワイ州オアフ島のモアナルア・ガーデンパーク内にある。ホノルル国際空港に近く日本から観光客が多数訪れるスポット。CMソングは小・中学校の音楽会などでも人気だ。
しかし公園を所有していた個人財団オーナーの死去に伴い、州政府や開発業者に売却されるとの話が浮上。関係者らは「リゾート開発で大樹が伐採されてしまうのでは」と気をもんだが、公園存続に理解のある前オー
ナーの親族が経営する会社が公園を買い取り、広く一般開放することになった。
これに伴い、日立は公園の維持・管理や、撮影権、CMに利用する権利を取得。使用料として年間約四十万ドル(約四千八百万円)を支払うとみられる。
「日立の樹」のCMは、一九七三年から三十四年も続くグループのシンボルともいえる長寿CM。当初アニメーションだった大樹は、七五年にハワイの実写映像として登場。いったん交代したが八四年に「五代目」として
再登場し、現在まで主役の座にある。樹齢約百三十年の「モンキーポッド(和名アメリカネムノキ)」で、高さ約二十五メートル、枝の広がりは約四十メートル。複数の木が集まり一本に見える。
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