ID　2589

登録日　2007年 1月26日

タイトル

南信州の桜キャンペーン計画

新聞名

南信州サイバーニュース

元URL.

http://www.minamishinshu.co.jp/news2007/1/27n3.htm

元urltop:

写真:

　

飯田観光協会は、今春の桜のシーズンに合わせ「南信州の桜キャンペーン（仮称）」を計画。大手宿泊予約サイト「じゃらんｎｅｔ」を利用して誘客キャンペーンを実施するため、旅館ホテルなど宿泊施設の関係 者を対象にした説明会を２５日、市役所で開いた。
　今年は４月９・１０の両日、全国さくらシンポジウムｉｎ飯田が開催されることから、南信州の桜への関心が高まり、桜ツアーの問い合わせが早くも寄せられているという。川本喜八郎人形美術館も３月２５日にオープンする。
暖冬で桜の開花が早まることも予想されるが、当地域の桜は里桜から山桜まで１カ月余り長丁場で楽しめるのが強み。３月下旬ごろから桜観光客の入り込みが始まり、今シーズンは例年以上の増加が見込まれている。
　飯田観光協会では、こうしたチャンスを最大限生かそうと「南信州の桜キャンペーン（仮称）」を計画した。南信州の桜を宿泊予約サイト「じゃらんｎｅｔ」を使って紹介ＰＲし、桜のシーズンに滞在型観光客の誘客を図る。昨 年は「桜守の旅」「桜名人」などの仕掛けによりマスコミにも多く取り上げられたことで南信州の桜は広く認知されてきており、誘客にもつながった。今年はさらに知名度を上げる戦略として、インターネット上での桜キャン ペーンを実施し、宿泊予約へ誘導する計画だ。
　「じゃらんｎｅｔ」は、１カ月当たり約６７４万件のトップページの閲覧がある。掲載されることで、大手の宿泊予約サイトが扱っている情報として一般客やエージェントなどの目に触れる機会となり、南信州の桜を広く認知し てもらうことにつながる。南信州ナビにリンクすることもでき、ＰＲになると説明している。
　説明会には、旅館ホテルなどの関係者約２０人が出席。キャンペーンのスケジュールについて、掲載期間は３月６日から４月９日まで、３月１３日からの１週間を除く。２月下旬に飯田市内の桜に関する学習会や現地視察 も行う。経費６３万円は参加施設の負担金（１社１万円、観光協会会員は５０００円）と観光協会の予算で支出する。
○子ども桜守ガイド募集 　２００７全国さくらシンポジウムｉｎ飯田実行委員会（大会長・牧野光朗市長、実行委員長・本多秀賢飯田観光協会長）は、４月９・１０の両日、飯田文化会館を主会場に開催する同シンポジウムに際して、前日８日に全国から 集まる参加者に飯田の桜の銘木を大人のガイドと一緒に紹介してもらう「子ども桜守（ガイド）」を募集している。参加を希望する児童と保護者には、財団法人日本花の会認定の桜の名所づくりアドバイザー森田和市さん（ 龍江）による合計４回の研修を計画している。
　子ども桜守は、子どもたちの情操教育に寄与する機会と位置づけ、子どもたちに郷土の名桜を知ってもらうことで郷土への愛着を培う機会にする目的。飯田大会の認知度を高め、できるだけ多くの人たちに参加を促す ねらいもある。募集対象は、小学校新１年生から新６年生までの小学生で、募集人数２０組（先着順）。親子で参加できる。
　研修は、川路のケフィア・アグリ株式会社の協力を得て同社２階会議室を会場に２月１０日、２４日、３月１０日、１７日の４回、いずれも午前１０時から正午まで行う。研修内容は、第１回が学習会「有名な桜を知ろう！」、第 ２回が学習会「ガイドに挑戦してみよう！」、第３回が植樹体験「桜の木を植えてみよう！」、第４回が現地視察「桜の木を見てみよう！」。
　子ども桜守ガイド研修を受けた児童には、シンポジウム前日の８日に全国から集まる桜観光客を対象に、清秀桜や安富桜、桜丸御殿の夫婦桜など飯田市街地の桜を２～３カ所ずつ受け持ち大人のガイドと一緒に桜を 紹介してもらう。
　申込方法は、所定の申込書に名前や住所などを記入し２月７日必着で送る。申し込み・問い合わせ先は、実行委員会事務局の南信州観光公社（電話０２６５－２８―１７４７、ファクス０２６５－２８―１７４８）。なお、ボラン ティア保険の加入費用は実行委員会で負担する。