ID 2475
登録日 2007年 1月15日
タイトル
被災地にリンゴ苗木贈る 高月の住民グループ
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007011500144&genre=K1&area=S20
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元urltop:
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写真:
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滋賀県高月町雨森の住民グループ「雨森まちづくり委員会」は15日、阪神大震災の被災地、兵庫県西宮市の住民グループにリンゴの苗木10本を送った。同委員会の平井茂彦委員長(62)が震災のあった17日
に現地を訪れ、同市内の西宮神社境内に植樹する。
同市内の震災の犠牲者の数と同じ1114本のリンゴの木を植えることを企画し、犠牲者の慰霊と街の復興を願った市民らが1995年、リンゴ並木でまちづくりを進めていた同町を訪れ、並木づくりのポイントを学んだの
がきっかけ。以来、同町の住民グループがほぼ毎年、苗木を送り続け、昨年までに約200本になった。今年は高さ約1・5メートルの「ふじ」品種の苗木10本を送った。
平井委員長によると、同市内の神社や学校などにこれまで約800本のリンゴの木が植えられているという。同委員長は「少しずつでも、長く続けたい」と話している。
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