ID　2341

登録日　2006年 12月23日

タイトル

花はすみれ、あやめ、木は梛 伊豆の国「象徴」決定

新聞名

静岡新聞

元URL.

http://www.shizushin.com/local_east/20061223000000000036.htm

元urltop:

写真:

　

伊豆の国市はこのほど、市の花を「すみれ」と「あやめ」、市の木を「梛（なぎ）」に制定した。制定を記念し、市は来年４月以降に植樹式などのイベントも計画している。
　７月に市民を対象に公募を行い、花部門に１７９５点、木部門に１７９９点の応募があった。市内の緑化団体代表者など１０人で構成する選定委員会が３回にわたって協議し、１１月に市長に選定結果を答申。市は委員会 が答申した「すみれ」「梛」に、「あやめ」を加え、市の花と木に決めた。
　「すみれ」は韮山地区のナガハシスミレ、田中山地区のナガバノタチツボスミレのような珍しい種類も含め、市内に多くの種類が自生し、古くから市民に親しまれていること、「あやめ」は伊豆の国市ゆかりのあやめ御前や 源氏あやめ祭りなどで、古くから地域のシンボルとして広く知られ、市の観光振興にも役立つ、などの制定理由が示された。
　常緑樹の「梛」は古くから市内の神社に植えられて景観上美しく、葉が横に割けにくいことから、市は「伊豆の国市が強いきずなで結ばれ、行政と市民が一体になって発展を目指すという願いを込めて市の木とした」とし ている。
　市は今後、市の行事での種苗や苗木の配布、家庭や地域を対象にした花壇コンクールなどの開催を通じて、市の花と木の普及を図っていく。