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- ID:
- 40890
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0228
- 見出し:
- 空襲耐えたクスノキ、次代へ土壌改良
- 新聞名:
- @S[アットエス] by 静岡新聞
- 元URL:
- http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/462977.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 1940年の静岡大火と45年の静岡空襲を耐え、現在も静岡市葵区の静岡赤十字病院前にそびえる1本のクスノキがある。「新老人の会」富士山支部(遠山和成代表)は28日、このクスノキを維持し、次世代に伝えようと土壌改良を始めた
静岡空襲の際に焼け焦げたものの、新芽が伸びてよみがえった「奇跡のクスノキ」。近年は枝枯れを懸念する声が相次いでいた。樹木医が診断した結果、上部の枝葉が小さいため、根が水を吸い上げられなくなりつつあることが判明した
この日は樹木医らが根の周辺を掘り起こし、軽石や養分などを加えて基盤を作る「パワーミックス」と呼ばれる工法で土壌改良に着手した。作業は約1週間の予定。改良が終われば、20年程度は元気な状態を維持できる見込みという
遠山代表は「奇跡のクスノキを通じて、子どもたちに地元の歴史を伝えていきたい」と話した
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