v10.0
- ID:
- 40817
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0222
- 見出し:
- ひのきの畳床を中国に本格輸出 松川の法人
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元URL:
- http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20180222/CK2018022202000020.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 社会福祉法人アンサンブル会(松川町元大島)は今月から、特許も取得した独自商品「ひのきの畳床」の中国向け輸出を本格化させている。現地での畳人気を受け、和室専門の内装業者と専属契約し、高所得層向けに展開する
商品は、間伐材ヒノキのウッドウール(木毛)を使った自然素材の畳床で、同法人が開発から製造、販売を手がける。二〇一三年から発売しており、防虫、防かび効果や調湿、耐久、クッション性が評価されている
福祉施設の利用者や職員が、一カ月に百~百五十畳を製造し、全国に出荷。昨年から中国・上海で市場調査し、高まる和室人気に需要や成長可能性を見いだした。まずは二十日に第一弾として、三百畳を中国に送った
三月には、上海の国際建材展に契約業者と出展する予定。小椋雅子総施設長は「自然素材の良さを伝えたい。国内外で市場を広げ、施設利用者の新たな雇用や給料アップ、社会的自立につなげたい」と話している
商品は、一四年度の「間伐・間伐材利用コンクール」で林野庁長官賞、一五年のウッドデザイン賞を受けている
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