v10.0
- ID:
- 40555
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0126
- 見出し:
- 東大寺大仏殿に使用 巨木搬送の“謎”調査 湧水町の竹中さんら
- 新聞名:
- 南日本新聞
- 元URL:
- https://373news.com/_news/?storyid=89947
- 写真:
- なし
- 記事
- 奈良の東大寺大仏殿が再建中だった1704年、屋根を支えるはり「虹梁(こうりょう)」に使うため、えびの市末永の白鳥神社の領内にあった高さ54メートルほどのアカマツ2本が切り出されたという。湧水町の吉松自然を考える会の竹中勝雄会長(79)や町文化財保護審議委員の平島久弘さん(79)は「山深い神社から、23トンの巨木をどのルートで運んだのか」と“謎”解明に力を注いでいる
大仏殿は世界最大級の木造軸組建築物として知られる。同会が大仏殿再建記などの史料で調べた結果、「巨木は薩摩藩山奉行の指揮のもと、延べ10万人の作業員と牛4000頭を使い、115日かけて国分新川口(霧島市)に運んだ」ことが分かっている。だが神社から国分新川口まで、どこを通ったのかは記録がない
..