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- ID:
- 40324
- 年:
- 2017
- 月日:
- 1218
- 見出し:
- 霧島神宮御神木を見上げると何が見えてくる? | 木になる話/建物探訪編
- 新聞名:
- 南日本新聞
- 元URL:
- http://mall.373news.com/felia/?p=122158
- 写真:
- なし
- 記事
- “天孫降臨の地”といわれる霧島神宮は、木造の社。現在の建物は1715年に完工したもので、境内から切り出したスギが使われています
神社仏閣を建築するのは、クギなどの金物に頼らず木材を組み合わせて社を建てる宮大工です。神様が祭られる「本殿」は、奥にある黒い建物。その手前に朱色の「幣(へい)殿」「拝殿」「登(のぼり)廊下」、さい銭箱が置いてある「勅使(ちょくし)殿」があります
この規模の神社で木造は稀少。1989年に国の重要文化財に指定されています
匠の技:龍柱(りゅうばしら)霧島神宮 幣殿の龍柱(りゅうばしら)幣殿の龍柱幣殿にある龍柱は龍が天高く空に向かう姿が彫刻されています。豪華絢爛(けんらん)なあしらいに、江戸時代の徳川家と島津家の結束が伝わります
このような文化財を守るため通常は立ち入りできず、本殿から拝殿にかけては「霧囲い」という雨戸のような戸で閉められています
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