v10.0
- ID:
- 35055
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0313
- 見出し:
- 高知県立牧野植物園で園内ガイドツアー 土日に1日3回 博士の花木に関心を
- 新聞名:
- 高知新聞
- 元URL:
- http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=353312&nwIW=1&nwVt=knd
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 高知県立牧野植物園(高知市五台山)で3月12日から「ドラマティック・マキノ」と銘打ったイベントが始まった。ガイドツアーを中心に植物の専門スタッフを総動員する取り組みで、5月29日までの毎週土日曜日、1日3回実施する。牧野富太郎博士ゆかりの植物や希少な花木に関心を深めてもらおうと、初めて企画した。 これまで牧野植物園は毎年春に「花皿鉢」と題して、オランダから取り寄せたチューリップやユリの球根などを使ってフラワーショーを開いてきた。今年はそれを一新。牧野植物園で育ててきた植物に目を向けてもらうことにした。 専門家による毎週末のガイドツアーのほか、植物の“スタンプラリー”も企画。園内14種の植物を探し、現地に置かれたスタンプを集めれば、園内で使えるギフト券(800円分)とペア入園券がもらえる。 初日のこの日、ツアーには約40人が参加した。園地管理課の藤井聖子・班長らの案内で園内を巡り、ジョウロウホトトギスやヨコグラノキなど牧野博士が命名した植物などの解説に耳を傾けた。 博士がこよなく愛したバイカオウレンを前に藤井班長は「病床の見舞いに高知から届いたバイカオウレンの花に、博士は顔をこすりつけるようにして泣いて喜んだ」とエピソードを紹介。開花の時期は終わっており、参加者は「来年は花を見に来たいねえ」と口々に話していた。 ガイドツアーは午前10時半、午後1時半、午後2時45分から。各回定員20人程度で先着順。3月26、27日は夜間開園があり、桜のライトアップや音楽演奏がある。牧野博士の誕生日の4月24日は無料開園する
..