v10.0
- ID:
-
39954
- 年:
- 2017
- 月日:
- 1109
- 見出し:
- 井波彫刻で表現 被爆クスノキでオブジェ
- 新聞名:
- チューリップテレビ公式サイト
- 元URL:
- http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20171108131012
- 写真:
- 【動画】
- 記事
- 長崎の原爆で被爆した神社のクスノキから伐採された木材が井波彫刻の技術で新たな姿に生まれ変わり長崎原爆被災協に寄贈されました
その姿とは
不死鳥をあしらったバイクになって蘇りました
題名は「被爆火の鳥」長崎市山王(さんのう)神社の被爆クスノキから生み出されました
製作したのは長崎県出身で井波彫刻の彫刻師音琴冰春(ねごと・すいしゅん)さんで平和公園前にある長崎被災協の事務所に寄贈されました
爆心地から800メートルで被爆しながらも生き続けている被爆クスノキは台風の被害などで治療を受けてきました
「被爆火の鳥」に使われた木材は15年程前に樹木医の海老沼正幸さんが治療で伐採し保管していたもので去年、音琴さんと出会い製作を依頼しました
全長3メートル、重さ160キロの車体には、けん玉や帽子が添えられていて原爆で犠牲になった子どもや女性をイメージ
ナンバーには原爆投下時刻が記されていて構想からおよそ半年かけて作り上げられました
被爆クスノキのバイク「被爆火の鳥」は長崎被災協の玄関に展示され新たな姿で核兵器廃絶を訴えていきます
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