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- ID:
- 39833
- 年:
- 2017
- 月日:
- 1018
- 見出し:
- 京都・本昌寺にガーデン風の樹木葬墓地 「子の負担減らしたい」需要受け
- 新聞名:
- 烏丸経済新聞
- 元URL:
- https://karasuma.keizai.biz/headline/2967/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 日蓮宗・長壽山 本昌寺に樹木葬タイプの永代供養墓地「上京庭苑(ていえん)」が開園しておよそ半年が経過した。運営はアンカレッジ(東京都港区)
プレート型の墓石のサンプル 寺の一角約40平方メートルにガーデン風の植栽を配置する同園。設計は、イギリスのガーデンショーで受賞歴のある石原和幸さんのデザイン事務所が担当。参拝者が散歩するような感覚で立ち寄れるデザインを目指し、季節ごとに植え替えも行うという
プランは、個人用のほか、2人用、4人用の3種類を用意。プレート型の墓石(2人・4人用)はグレー、赤、黒の3種類を用意し、デザインは文字だけでなく、旅先で撮影した景色など好きなデザインにできることで好評だという。埋葬後13年目以降は同寺の供養塔に合祀する(別途料金を払い最長33年まで延長可能)。利用者の宗教は問わない
永代供養料は、個人用=40万円~、2人用=150万円。4人用=200万円。利用者の生前中の年間護持費は、順に3,000円、8,000円、1万円(2人以上の場合、利用者の最後の1人が亡くなるまで必要となる)。納骨手数料は3万2,400円。2人・4人用の彫刻費は5万4,000円。個人用の場合は、骨壺彫刻費の3万2,400円、粉骨手数料の2万1,600円掛かる
同園を担当するアンカレッジの荒木悠さんは「子どもにお墓のことで迷惑を掛けたくない、費用を抑えたいという方や、自分のことは最後まできちんとやっておきたいというニーズが高まっている。お寺にとっても檀家さん以外にも縁が生まれる新たな選択肢として注目をされている。双方のニーズに答えていきたい」と話す
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