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- ID:
- 35041
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0305
- 見出し:
- 被災木の地蔵、魂再び 修復終え善光寺に
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20160305-OYTNT50102.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 東日本大震災の被災地・岩手県陸前高田市の倒木で制作した、善光寺(長野市)の地蔵菩薩像が5日、修復作業を終えて境内の地蔵堂に再び安置された。震災の1年後に高田松原のマツ材で作られた地蔵は、2014年11月の県北部地震で倒れ、左腕部分が欠けるなど一部が破損していた。震災5年の節目に間に合うよう、約7か月かけて修復された
この日、地蔵の安置後に魂入れの法要を行った善光寺の清水雄介・庶務部長(42)は「(地蔵として)生きるマツを守り続けるので、多くの人に参拝してほしい」と話した
地蔵は、震災犠牲者を追悼しようと、善光寺が中心となって「おやこ地蔵」として4体制作した。高さ約70センチと約50センチのものが2体ずつあり、善光寺には父地蔵が、陸前高田市の普門寺には母子3体がそれぞれ安置されている。破損した父地蔵の修復は、制作に携わった東京芸大大学院の保存修復彫刻研究室が担った
善光寺は11日、震災犠牲者の追悼法要を行う
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