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- ID:
- 38429
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0511
- 見出し:
- 名古屋はまた不毛の4年間を味わうのか 誰もかなわない河村市長4選で尽きない悩
み
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元URL:
- http://www.sankei.com/west/news/170511/wst1705110003-n1.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 4月の名古屋市長選で抜群の市民人気を背景に4選を果たした河村たかし氏(68)だが、その足下がどうにもおぼつかない。市議会は自ら代表を務める地域政党の減税日本を除くと「オール野党」状態。かねて公約に掲げる名古屋城の木造復元や議員報酬削減もすんなり進まず、選挙前には「中京都構想」を公約に入れなかったことで盟友だった大村秀章・愛知県知事からも「言うことが変わった。支持できない」と突き放された。議会との溝、政策の行き詰まり…。出直し市長選も挟んだ過去2期と何ら変わらぬ構図に“閉塞(へいそく)感”を口にする職員や議員も多い。(三宅有)名古屋城木造復元 寄付100億求む 「(名古屋城の)木造化は世界中が喜ぶ」。早々と当選を確実にした4月23日夜、河村氏は市内の事務所近くで、「祝 木造復元!」と書いた名古屋城のかぶり物をつけてこうアピールした
喜びに沸く陣営。河村市政のまた新たな4年間が始まる…。対立候補を応援した自民系市議は、テレビ中継に映し出された、かぶりものを付けて喜ぶ河村氏の姿を苦々しく眺め、「(市議会では)手を緩めない」と対決の気持ちを新たにしていた
名古屋市長選は河村氏と、市議会の自民、民進、公明、共産系各会派が支援した前副市長、岩城正光氏(62)の事実上の一騎打ちとなり、河村氏が45万票余りを獲得、19万票余りの岩城氏に大差を付けて勝利した
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