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- ID:
- 34830
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0213
- 見出し:
- 児童見守り90年 13日伐採のケヤキとお別れ 前橋敷島小
- 新聞名:
- 上毛新聞ニュース
- 元URL:
- http://www.jomo-news.co.jp/ns/5714552878767973/news.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 前橋敷島小(群馬県前橋市昭和町)のケヤキが腐朽のため伐採されることになり、児童や地域住民を集めた「お別れ会」が12日、開かれた。学校を約90年見守り続けたシンボルツリーに感謝と別れを告げた。 校庭の真ん中にそびえるケヤキは高さ約18メートル、幹回り約4.5メートル。「一本(ひともと)ケヤキ」と呼ばれ、学校のシンボルとして、通知票や持久走大会の名前にも用いられている。 会は児童が進行した。幹には在校生からの寄せ書きが巻かれ、児童代表がケヤキを思って作った俳句や詩、作文を発表した。 茂木陽君(6年)は「いろいろな人から愛されていたんだと思った。ありがとうが伝わったと思う」と話した。卒業生の中嶋貞一さん(79)=同市大利根町=は「在校当時は小さくて目立たなかったが、懐かしい」と感慨深そうだった。 青木博校長は「命には限りがあるが、役割を果たしたケヤキを心に留め、生命の伝承をしてほしい」と話した。13日に伐採される
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