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- ID:
- 37305
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0119
- 見出し:
- 名物クスノキ伐採開始 鹿島高の「赤門」そば
- 新聞名:
- 西日本新聞
- 元URL:
- www.nishinippon.co.jp/nnp/saga/article/302287
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 鹿島市高津原の鹿島高の正門「赤門」そばに立つ樹齢約２００年のクスノキ（高さ約２５メートル、幹回り約３・９メートル）の伐採作業が１８日始まり、卒業生や近くの住民らが見守る中、上部の枝が切り落とされた。作業は今週末に終える予定
鹿島高によると、クスノキの成長に伴い、県の重要文化財に指定された赤門と塀、袖塀が一部壊れ始めたため２０１２年から鹿島市や同高、同窓会などで検討。１５年に文化財保護の観点から伐採を決めた
この日は赤門を保護するネットが掛けられ、作業員が次々に枝を伐採した。１９５８年に卒業した画家の金子剛さん（７７）は「とても胸が痛く、見るに堪えない。小学生時代から何度もクスノキと赤門を描き、画家になる原点の場所だった。『最期の勇姿』を見届けたい」と名残を惜しんだ
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