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- ID:
- 37188
- 年:
- 2016
- 月日:
- 1227
- 見出し:
- ストラディバリウス、音の違いは「防虫処理」?
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/culture/20161227-OYT1T50063.html
- 写真:
- なし
- 記事
- 18世紀前半に作られたバイオリンの名器「ストラディバリウス」に使われた木材は、防虫目的の化学物質が染みこむなど、現代の楽器の材質とは異なるとする研究成果を、台湾大などの研究チームが米科学アカデミー紀要に発表した
水分の含有量が約25%少ないこともわかり、研究チームは「こうした違いが、音色の違いに結びついている可能性がある」と指摘している
研究チームは、ストラディバリウスのバイオリン2丁とチェロ2丁で、修理の際に削った木片などを詳細に分析し、現代の楽器に使われる木材と比較した
その結果、ストラディバリウスには銅や亜鉛、アルミなどの成分が含まれていることがわかった。現代の木材には含まれず、当時の木材業者が防虫や腐敗防止のために下処理したとみられる
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