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- ID:
- 36381
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0917
- 見出し:
- 2カ所目の薪販売拠点を開設へ 長浜市、10月中旬
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元URL:
- http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20160917/CK2016091702000010.html
- 写真:
- なし
- 記事
- 長浜市は、市内二カ所目となる薪(まき)の加工販売拠点を、十月中旬にも同市野瀬町に開設する。間伐事業で出た端材などを、施設を運営する民間団体が市内の林業者から買い取り、薪に加工して一般に販売する。木材の有効活用を促し、里山の荒廃に歯止めをかける
名称は「あざいウッドステーション」。市が三百万円をかけ、五百平方メートルの敷地に事務所や薪割り機、計量器を整備。地元の工務店や製材業、森林組合などでつくる協議会が、市からの依頼で一部補助を受けて運営する
市森林整備課によると、建築材に適さない広葉樹や端材などは山に放置されるケースがある。こうした木材の受け入れ施設を整えることで、林業の経済循環を促す
販売ターゲットは、近年注目を集めている薪ストーブの利用者。市は二〇一三年度、家庭などを対象にした設置補助制度を始めた。住宅を新築する若い夫婦を中心に、利用が広がっているという
市は一四年度、同市木之本町に一カ所目の販売拠点「ながはまモクモク薪市場」を開設。初年度は十五の個人・団体が木材を持ち込み、三十一トンの薪を販売して百万円弱を売り上げた。二カ所目の開設は今後の需要や、持ち込みの利便性向上を見込んだ
ながはまモクモク薪市場は今月十七日午前十時から、今季初の休日販売会を開く。十二月まで月一回ペースで開く
(渡辺大地)
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