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- ID:
- 36296
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0904
- 見出し:
- 熊本地震の避難所に仮設シャワーを設置 三島昌彦さん
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/articles/20160904/ddl/k32/070/203000c
- 写真:
- なし
- 記事
- 三島昌彦さん(61) 松江市のボランティア団体「秘密基地キャラバン隊」は熊本地震の被災地・西原村を今年6月に訪れ、避難所に仮設シャワーを設置した。企業に協力を呼びかけて資材を集めた代表の三島昌彦(みしまあきひこ)さん(61)=同市東津田町=は「被災者支援のために、企業の善意を結集できた」と振り返る
三島さんは給湯設備やサッシのメーカー、家電販売店に手紙を送って協力を要請。東日本大震災で宮城県内の避難所に更衣室を設置した実績、西原村での支援内容を説明した。企業から返信があり、仮設シャワー設置に必要な資材の寄贈や大幅な値引きに10社が応じた
「被災地のために何かしたいと思っているさまざまな企業をつなぐことで、各社の製品が支援に生かされた」と三島さん。交通費や宿泊費などボランティア活動にかかった経費約115万円のうち、100万円は「日本財団」(東京都)の支援活動助成金で賄った
仮設シャワーの建物は三島さんが開発した木製ブロック「つみっく」で組み立てた。子どものころに遊んだおもちゃのブロックが発想の出発点になっている
東日本大震災の発生前から、災害時に活用するため、学校などに木製ブロックを備蓄するように呼びかけていた。西原村の仮設シャワーは、奥出雲町立三成小学校で備蓄していた木製ブロックを活用した
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