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- ID:
- 34730
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0201
- 見出し:
- 児童を90年見守ったケヤキ、伐採へ 前橋
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元URL:
- http://www.asahi.com/articles/ASJ103H4DJ10UHNB001.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 一本けやき=前橋市昭和町1丁目の市立敷島小学校写真・図版写真・図版写真・図版 1873(明治6)年創立の前橋市立敷島小学校(同市昭和町1丁目)の校庭の真ん中に立ち、シンボルとされてきた「一本(ひともと)けやき」が伐採されることになった。樹木医が調べたところ内部が腐り、空洞化が進んでいることがわかった。90年間にわたり立ち続け、子どもたちに親しまれてきた。12日には卒業生や地域住民を招いてお別れ会を開く
樹齢約90年、高さ20メートルで幹回りは2~3メートルある。かつて校庭には、数本のケヤキが植えられていたが、校舎の建て替えなどを経て、唯一残ったのが一本けやきだった
異常が見え始めたのは一昨年夏、いつも緑色に茂っていた葉に、黄色や赤が混じり始め、幹の根元にはキノコが生え始めていた。昨年2月には内部の腐朽が分かり、樹木医から「いずれ傾きが始まる」と危険性を指摘されたという
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