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- ID:
- 35795
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0629
- 見出し:
- 土地所有者が破産、「清算人制度」で樹木を伐採-北海道電力
- 新聞名:
- 電気新聞
- 元URL:
- http://www.shimbun.denki.or.jp/news/construction/20160629_01.html
- 写真:
- なし
- 記事
- 「送電線に近接する樹木を早期に伐採したいが、土地所有者の法人が破産しており、交渉相手がいない。どうすれば伐採を行えるのか」。こうした事態に直面した北海道電力旭川統括電力センターは、会社法が定める「清算人制度」を活用し、他の法的措置に比べて短期間で希望通りの伐採を実現した
用地グループは「同じようなケースは今後もあり得る。対応の選択肢が一つ増えた」と話す
◇相手不在の状況送電線路に樹木が近接し過ぎると供給支障を引き起こすことがあり、通常は対象範囲の土地所有者に承諾を得て伐採する。だが、今回は土地所有者の会社が破産して法人格を失っており、承諾を得る相手が存在しないという特殊な状況だった
現地では送電線の高さを超える樹木が多数見られ、早期に伐採しなければならない。用地グループは関係法令を調べ、地方裁判所に相談する中で、会社法の「清算人制度」が活用できる見通しを得た
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