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- ID:
- “
35768
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0627
- 見出し:
- 理研、“ゴムの木”ゲノム解読−品種改良に応用
- 新聞名:
- 日刊工業新聞
- 元URL:
- https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00390380
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 理化学研究所環境資源科学研究センター合成ゲノミクス研究グループの松井南グループディレクターらは、タイヤなどに使う天然ゴムの資源となる樹木「パラゴムノキ」の全遺伝情報(ゲノム)の概要(ドラフトゲノム)を解読した。ドラフトゲノム配列は全長15億5000万塩基対で、配列上に遺伝子が約8万4000個あると予測。遺伝子情報全体の93・7%以上を網羅できたとみている
ゲノム解読で同樹木の品種改良の効率が上がり、天然ゴムの生産性や機能向上につながることが期待される
同樹木は栽培量の9割が東南アジアの熱帯地域に集中している。樹皮を傷付けた際に分泌する乳白色の液体「ラテックス」が天然ゴムの原料となる
研究チームは同樹木の中でもタイやマレーシア、インドネシア、インドなどで広く栽培される「RRIM600」という系統のゲノム解読を試みた。ドラフトゲノムの解析により、葉や茎に比べてラテックスは天然ゴム関…
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