v10.0
- ID:
- 35545
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0530
- 見出し:
- 「業界トップ」の説明責任
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元URL:
- http://www.sankei.com/region/news/160530/rgn1605300023-n1.html
- 写真:
- なし
- 記事
- 合板製造大手、秋田プライウッド(秋田市)の向浜第2工場で4月6日に火災が起き、同工場が全焼、第1工場にも延焼してから2カ月近くたつ
同社の合板生産量は国内トップクラスという。秋田の営林業者にとっては県内最大の原木供給先となっていて、県内外への影響は大きいが、会社は記者会見を開かず、ニュースリリースも出さず、説明責任を果たしていない
火災当日、工場の概要を聞こうと会社に電話したが、社員は「ホームページを見てほしい」と繰り返した。翌日も斎藤英和総務課長が、管理職であるにもかかわらず、「私の名前を新聞に出さないでほしい」と要請してきた
秋田プライウッドはセイホク(東京都文京区)とともにセイホクグループの一員で、両社とも井上篤博氏が社長を務めている。秋田プライウッドやグループの合板生産量やシェアについてセイホクに電話取材したところ、管理職と思われる男性は「答えたくない」「答えなきゃいけない理由を教えてください」。名前を尋ねても「言わない」「言わなければいけない理由を教えてください」と繰り返した
「普通の会社」にこんな対応をされたことがないので、井上社長に説明を求める文書を送ったが、今も返事はない。
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