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- ID:
- 34570
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0106
- 見出し:
- ケヤキの枝で床たたく「鬼遣らい」
- 新聞名:
- 荘内日報
- 元URL:
- http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/ad/day.cgi?p=2016:01:07
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 酒田市市条の八幡神社で6日早朝、古くから続く神事「鬼遣(や)らい」が行われた。氏子たちが独特の掛け声に合わせてケヤキの枝を床にたたき付け、今年一年の災厄を払った
同日の追儺(ついな)行事の一つとして同神社に伝わる神事。武具を作る農民の姿が変化したという説もあり、江戸時代中期の宝暦年間(1751―64年)から250年余も続くとされる。この日は境内にかがり火がたかれる中、午前6時ごろから、ケヤキの枝の先端を15センチほど折り返した長さ1メートル弱の「ねじり木」を手にした氏子が三々五々訪れた。拝殿に座った氏子たちは「ヤッセーガダガダ」という独特の掛け声に合わせ、頭上まで振りかざしたねじり木を勢いよく床にたたき付けた
拝殿内には掛け声とともに「バンバン」という音が響き、ねじり木は30分ほどでボロボロに。ねじり木は自宅に持ち帰り、厄よけとして玄関先に飾るという
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