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- ID:
- 45191
- 年:
- 2019
- 月日:
- 0621
- 見出し:
- 松前サクラ撮影しデータ化 250種1万本を網羅 全国有数の里「後世に」
- 新聞名:
- 北海道新聞
- 元URL:
- https://www.hokkaido-np.co.jp/article/316505
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 町が、松前公園を中心に町内に約250種、1万本あるとされるサクラのデータベース作りを進めている。現在、全品種の写真を3年間かけて撮影中で、将来的にはサクラの品種、樹齢、病気の治療歴などの情報を個体ごとに管理することも想定する。全国有数の“サクラの里”を「後世にしっかり継承する」(町商工観光課)狙いだ
町はサクラの研究家として有名な浅利政俊さん(88)=七飯町=などの協力を得て、町内の木々を管理してきた。約250種の中には、古くから植えられている園芸品種や野生種のほか、浅利さんが育成した松前独自の品種も約100種ある。しかし、樹齢60~70年の老齢木が増えたことなどから、保存・管理が課題となっていた
町商工観光課によると、サクラの写真は、寄贈されたものはあったが、町が自前で撮った写真はなかった。さらに、樹齢300年以上とされる「血脈桜」などの名木や、過去の治療歴が残る木などを除く大半のサクラについて、町として個体情報が管理できていない状態で、町内のサクラの現状を正確に把握できていない部分もあったという
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