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- ID:
- 45133
- 年:
- 2019
- 月日:
- 0617
- 見出し:
- 東濃ヒノキ製玩具が「グッド・トイ」受賞 保育園で木育活用
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元URL:
- https://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20190613/CK2019061302000035.html
- 写真:
- なし
- 記事
- 白川町産の東濃ヒノキを使った木製玩具「つみマスくみマス」が、子どもの五感を磨く優れたおもちゃとして、認定NPO法人芸術と遊び創造協会(東京)主催の「グッド・トイ2019」を受賞した。都内の東京おもちゃ美術館などでも展示されることになり、関係者は「多くの人に東濃ヒノキに触れてもらえる」と喜んでいる
つみマスくみマスは、伝統工芸の木升をモチーフにした積み木で、組んだり積んだりして遊ぶ。建築材としての需要が減っているヒノキの活用を広げようと、町が大同大(名古屋市)やコンサルタント会社テイコク(岐阜市)と連携して昨年に開発した。町内の製材加工会社トーホーが製造、販売している
同賞は一九八五(昭和六十)年に創設され、今年は全国の「おもちゃコンサルタント」の投票などにより四十五点が選ばれた。つみマスくみマスは「ヒノキの爽やかな香り、手に触れたときの滑らかさに心が落ち着く」「組み木の構造的な強度を体験でき、バランス感覚や数学的、物理学的思考が育まれる」などと評価された
受賞玩具は「グッド・トイ」マークをパッケージなどに表示でき、同協会のウェブサイトや全国各地の関連イベントでも紹介される。つみマスくみマスは町内五つの保育園で木育に活用されており、町の担当者は「町外の施設にも広まり、より多くの子どもたちに木との触れ合いを楽しんでもらえたら」と期待する
町などは現在、ダイニングチェアなどのヒノキ製家具の開発も進めている。担当者は「今後も官民一体となってさまざまな製品を編み出して、東濃ヒノキの魅力をアピールしていきたい」と力を込めた
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