v10.0
- ID:
-
44995
- 年:
- 2019
- 月日:
- 0603
- 見出し:
- 2624歳の樹木
- 新聞名:
- ニコニコニュース
- 元URL:
- https://news.nicovideo.jp/watch/nw5387437
- 写真:
- なし
- 記事
- 樹齢2,624年のヌマスギの木が発見された。湿地帯に現存する植物としては最古のものだ
米・ノースカロライナ州を流れるブラック・リバーは、地元の生息動物や生態系にとって常に重要な役割を果たしてきた。この地域でかつて暮らしていた初期のネイティブ・アメリカンにとって、川は重要な食料源であり、移動手段であった。ヨーロッパからの移民によって、道路や鉄道が開発されるまでの間、川は同じ機能を担いつづけた
現在、川は魚釣りやバードウォッチング、ボートといったレクレーションの場として使われている。森林伐採や都市化の影響を受けつつも、川とその周辺の生態系はなんとか原型をとどめている
ーーーーーーーーーーアーカンソー大学で地球化学を研究するデイヴィッド・スターレ氏らが、ブラック・リバー沿いの人の手が入っていないエリアの樹木の樹齢の記録を試みた。年輪年代学と本社線炭素年代測定を用いた結果、そのうち1本が少なくとも2,600年前のものだと明らかになった
スターレ氏によると、ヌマスギは木材として価値があり、多くが伐採されてきたとのこと。もともと存在していたヌマスギのうち、現在も生き残っている個体は1パーセントにも満たないのだとか
この木は、地球上で5番目に古いことになる。最古のものはユタ島にあるポプラで、8万歳だと考えられている
しかし、湿地帯の樹木の調査は、総合的に行われたことがない
reference: zmescience / written by まりえってぃ
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