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- ID:
- 44490
- 年:
- 2019
- 月日:
- 0408
- 見出し:
- 美濃加茂にアスレチック続々
- 新聞名:
- -
- 元URL:
- https://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20190404/CK2019040402000046.html
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- 記事
- 美濃加茂にアスレチック続々◆リニューアル1年で整備 里山公園アスレチックを体験する市職員ら=美濃加茂市のぎふ清流里山公園で写真 美濃加茂市山之上町の県営公園「ぎふ清流里山公園」に六日、アドベンチャー施設「PANZA(パンザ)ぎふ清流里山公園」がオープンする。空中に張られたワイヤロープを滑車で滑り降りる全長三百三十三メートルの「メガジップ」やアスレチックなどが楽しめる
体験教育プログラムなどを手掛ける「プロジェクトアドベンチャージャパン」(東京)が運営する施設で、沖縄県恩納村に次いで国内二カ所目。昨年四月にリニューアルオープンした公園の一周年を飾る新施設として、畑だった丘に整備した
メガジップは専用器具を装着し、高さ八メートルのデッキの上から滑空する。三層式のアスレチックには、地上九メートルと六メートルに二つの遊具コース「エアリアル」を設置。命綱やヘルメットをつけ、ワイヤやロープなどでできた延長百メートル前後のコースを進む。いずれも体重三〇~一二〇キロの人が対象で、利用料はメガジップが千二百円、エアリアルが三千円(二コースセットは四千五百円)
ネットで囲まれたアスレチックの下層部は装具なしで遊べる遊具「スカイジャム」。三歳から利用できるが、小学生未満は保護者の同伴が必要。料金は八百円。いずれも施設のホームページで利用予約を受け付けており、最新の運行状況も確認できる
三月三十日に関係者向けの内覧会があり、市職員らがインストラクターの指導を受けながら一足早く施設を体験した。公園のスタッフは「子どもから大人まで楽しめる施設。春の里山の景色を眺めながら思いっきり遊んで」と呼び掛けた
公園は三月三十一日、リニューアルオープンからの累計入園者数が七十万人を突破。入園無料化も功を奏し、県が目標としていた初年度の入園者数を達成した。四月六、七両日は午前十時半と午後一時半から、一周年記念の餅まき大会も開かれる
◆木に囲まれ空中滑走 健康の森ジップラインを楽しむ若者ら=美濃加茂市みのかも健康の森で写真 美濃加茂市山之上町の森林公園「みのかも健康の森」にも、樹上遊具「ツリートップアドベンチャー」が新登場した
森の中の木々の上に全長135メートルのアスレチックコースを設置。命綱をつけて9種類の遊具をクリアしながら進み、空中を滑走する全長30メートルと40メートルの「ジップライン」も楽しめる
公園を管理運営する可茂森林組合の新入職員坂井文香さん(22)らがインストラクターを務め、近く予約制で本格稼働する予定。料金は1回1500円で、5000円で5回分の回数券も用意する
公園の管理棟も市民有志らの手作業で改修され、小上がりリビングや木のボールプールなどが新たに設けられた。3月24日の記念イベントで樹上遊具を初体験した同市加茂野町の高校生渡辺そらさん(16)は「ジップラインはスピードが出て気持ち良かった。身近に気軽に遊べる場所ができてうれしい」と声を弾ませた
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