――今後、「少花粉スギ」や「無花粉スギ」を増やしていくためにはどうすればよい?「少花粉スギ」や「無花粉スギ」を増産していくためには、地域のニーズや自然条件に応じた品種の開発、採種園の造成・改良や苗畑、苗木生産施設の整備、さらに花粉の少ない苗木による植え替えについての森林所有者などの理解の醸成などが必要です
また、花粉の少ない苗木への植え替えを促進するためには、「伐って、使って、植える」というサイクルを確立していくことが重要です。花粉症対策として期待されている「少花粉スギ」や「無花粉スギ」
0.3%と植え替えが思ったように進まない背景には、品種開発・種苗生産に時間を要することなど、様々な要因が重なり合っているようだが、現在、スギ人工林の多くが植栽から50年がたち、伐って利用する段階ということなので、植え替え作業が少しでも進むことを期待したい
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