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- ID:
- 43804
- 年:
- 2019
- 月日:
- 0128
- 見出し:
- 通史編を読む/30 青森ヒバとヒノキチオール 「県の木」ユニークな存在 /青森
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- https://mainichi.jp/articles/20190124/ddl/k02/040/048000c
- 写真:
- なし
- 記事
- 「青森県の木」は青森ヒバである。ヒバ林は木曽のヒノキ、秋田の天然杉と共に日本三大美林の一つにあげられ、藩政期には弘前藩や盛岡藩が山の保護を行った
太宰治が代表作「津軽」の中で、「古い伝統を誇つてよい津軽の産物は、扁柏(ひば)である。林檎(りんご)なんかぢやないんだ」と語ったように、県内の下北半島から津軽半島にかけて植生する青森ヒバは、全国のアスナロ属(ヒバ)が占める面積の中でも80%を超える
昔から優れた建材であり、岩木山神社の楼門(1628年)、岩手県平泉の中尊寺(1109年)、広島県の…
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