v10.0
- ID:
- 42532
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0903
- 見出し:
- 樹齢170年超のモミの木伐採へ 但馬の巨木100選の一つ
- 新聞名:
- 神戸新聞
- 元URL:
- https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/201809/0011596465.shtml
- 写真:
- なし
- 記事
- 兵庫県指定文化財「青谿書院」(養父市八鹿町宿南)のシンボルだった、樹齢170年を超すモミの木が枯死したため、近く伐採されることになった。儒学者の池田草庵が開塾した1847(弘化4)年に、門下生らが記念樹として植えられたものとされる。31日には地域住民ら70人が集まり、「お別れ会」が開かれた
モミの木は高さ27メートル、幹回り3・4メートルで、「但馬の巨木100選」の一つ。池田草庵が「冬になっても落葉せず緑がさえる木を愛した」として、門下生の北垣国道らが、マツやカシとともに前庭に植えたという。4年ほど前から樹勢が衰え始め、枯れてしまったため、近日中に伐採される
この日のお別れ会には、地元の区長や児童、広瀬栄市長らが出席。宿南区寄宮の齋藤恭子区長が「門下生たちが学ぶ様子を、モミは見守り続けてきた。木がなくなっても私たちの脳裏に焼き付き、紙芝居や『草庵先生の歌』として残り続けます」とあいさつした
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