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- ID:
- 35149
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0326
- 見出し:
- 桜の美しさが印象的な映画作品3選
- 新聞名:
- music.jpニュース
- 元URL:
- http://music-book.jp/video/news/column/116145
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 3月も半ばを過ぎると冬の寒さも和らぎ、梅が咲き始めます。 白木蓮の甘い香りが漂うようになると、次は桜の季節です。 桜は、日本古来より日本人には欠かせない花のひとつで、ほんの短い期間だけ咲き一瞬で散ってしまう美しさが、潔いと日本人の気質に合った花だと言われています。そんな桜をモチーフにした物語も昔から多く作られていて、人々に長く愛されています。 映画も同様で、桜がキーワードになっている作品や印象的に使われている作品が多くあります。 今回は桜作品を3作品ご紹介します
桜の美しさが印象的な映画作品3選桜の美しさが印象的な映画作品3選■雷桜主演は、蒼井優、岡田将生です。日本版「ロミオとジュリエット」と言われている作品で、将軍家に生まれた斉道と幼い頃に、かどわかしに遭い、山で育った娘・遊との恋物語です
雷が落ち、美しくも奇妙な形に変形した木“雷桜”の下で、二人は、運命の出会い、そして再会を果たします。身分違いの恋で叶う筈のない二人の恋と雷桜の木に、人生の儚さ・想いの切なさが重なり、観る者の胸を締め付けます。斉道の「必ず戻る」という言葉を信じ最後の賭けに出た遊と斉道の叫びは、心に届く名シーンです
時代劇なのに洋楽が使われているシーンがあるのも、「ロミオとジュリエット」のオマージュと言われている所以です。桜の季節に、美しくも切ない恋に想いを馳せてみてはいかがでしょうか
映画「雷桜」
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