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- ID:
- Photos(2枚) 42317
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0806
- 見出し:
- 青梅で「ひみつ基地を完成させたいプロジェクト」 ボランティア募り募金箱設置へ
- 新聞名:
- 西多摩経済新聞
- 元URL:
- https://nishitama.keizai.biz/headline/992/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 青梅の「cafeころん」(青梅市本町、TEL 070-2185-0092)で8月5日、「ぼくらのひみつ基地を完成させたいプロジェクト」が始まった
JR青梅駅周辺の裏通りにあった廃屋を2014年、数多くのボランティアと100人以上の支援により、5カ月かけレンタルCafeスペース「ころん」として再生。同店ではこれまで70組以上が「1日から体験できるカフェ営業」を行い、3組が同店から起業していった。裏手にあったアパートのような建物の2階の一室は2015年、レンタルスペース「おうめシネマ」として再生。庭には同じく、多くの協力者により「ツリーデッキ」と不思議な形状の「ツリーハウス」を作り上げた
[広告] 同店を運営するのは、リヤカーでシフォンケーキを販売する「ちゃんちき堂」の久保田哲さん。「商店街の端から端まで行商して誰にも出会わないという体験をした。それが昨年は3回あった」。リヤカーを引きながら町を見ていく中で、次第に寂れていく状況に危機感を感じ、「この町で小さな商売を始めたいと思う、誰かのための場所を」と、久保田さんと共感する人たちと共に「cafeころん」を営んできた
今回、「僕らの秘密基地を完成させたい」と、最後の空きスペースであるアパートのような建物の1階の2つのスペースを借り、改装に着手。鍼灸(しんきゅう)師の店、地元の有機農業家の野菜の直売店が入り、改装費は各店で負担するが、久保田さんは「DIYのボランティアで参加してくれたり、日々使ってくれたり、資金を出してくれたりと、多くの人がいろいろな形で関わってくれたからこそ、ここが『僕らの秘密基地』という形になっている」と話し、改装作業にボランティアで参加する人を募り、今回の拠点完成へ向けた募金も始めた。「ここは半分がコミュニティースペース。そして、町を作っていく拠点の一つだと思っている。多くの方と一緒に作り上げていくことができれば」とも
募金は9月30日まで。同店や久保田さんが出店するイベント会場などに募金箱を設置するほか、銀行振り込みでも受け付ける
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