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- ID:
- 41910
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0628
- 見出し:
- 「不思議な釘」謎解いて どうやって打ち込んだの?
- 新聞名:
- 新潟日報
- 元URL:
- http://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20180626402394.html
- 写真:
- なし
- 記事
- 木片に入った切り込みの幅は2センチほど。その隙間から、切り込み幅以上の長さのくぎをどうやって打ち込んだのか? 新潟県妙高市笹ケ峰高原の夢見平遊歩道入り口近くで、趣向を凝らした木工細工が来訪客を楽しませている
木工細工は「夢見平遊歩道を守る会」が作った。4月末から10月末までのシーズン中、笹ケ峰乙見湖休憩舎前に案内所を設け、会員が待機している。案内所では、笹ケ峰高原に自生する木の枝で作ったペットボトルホルダーなどの小物を販売し、活動費に充てている
今季の木工細工の“イチ押し”は「不思議な釘(くぎ)」だ。守る会会長の築田昇さん(86)が考案し、制作した
築田さんらが遊歩道を訪れる人に不思議なくぎを見せ、「どうやってくぎが打ち込まれていると思いますか」と尋ねている。これまでに約1千人が案内所を訪れたが、正解したのは妙高市の小学4年生の男子1人だけ。不思議なくぎは正解者に贈られる
築田さんは「遊歩道を歩いて帰ってきた人で『歩いている間もずっと答えを考えていたが、分からない』と言う人もいました」と笑う。「楽しんでもらって、何度も訪れてくれる人が増えたらうれしい」と話していた
案内所はシーズン中の午前9時~午後4時。悪天候時は休み
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