v10.0
- ID:
- も発売いたします
41655
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0529
- 見出し:
- 果ては“墓の墓場”…納骨堂は利用増、サクラ・クスノキが墓石代わりの「樹木葬」も
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元URL:
- https://www.sankei.com/west/news/180529/wst1805290033-n1.html
- 写真:
- なし
- 記事
- 公営霊園や墓地で管理費の滞納が相次ぐ背景にあるのは、単純な経済問題でなく、核家族化や少子高齢化などを受けた家族観や弔いに対する考え方の変化だ。無縁墓が増える一方、管理費が不要な納骨堂の利用は増える傾向にあり、墓石の代わりに木を植える「樹木葬」といった、新たな取り組みも進んでいる
風雨にさらされ荒れる墓地 京都市伏見区にある市営の宝塔寺山墓地。片隅に、受け継ぐ人がいない100基前後の墓石が1カ所に集められた場所があった
墓石のなかには、長年風雨にさらされて刻まれた文字が判読しづらくなったものや、戦没者の墓も。手を合わせる人の姿はなく、多数の人が訪れる墓地にありながら、慰霊や弔いとは縁遠い雰囲気が漂っていた
京都市では平成3年と26年の2回にわたり、市営墓地にある無縁墓の大規模な改葬を実施している。26年は210基が対象となり、改葬後、遺骨は市が管理する深草墓園納骨堂(伏見区)に移された。墓を受け継ぐ承継者が現れて遺骨の返還を求めたときに備え、納骨堂内では合葬せず、個別に保管
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