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- ID:
- 41019
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0319
- 見出し:
- 樹木医など12人 「市子桜」剪定 浜田・旧今市小学校
- 新聞名:
- 山陰中央新報
- 元URL:
- http://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1521076628580/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
- 旧今市小学校(島根県浜田市旭町今市)に伝わってきた「市子桜(いちこざくら)」の剪定(せんてい)作業がこのほど、同校であった。石央森林組合の職員や樹木医など12人が参加し、地元住民らが思いを込めて受け継いできた桜の手入れを行い、春の開花を願った
市子桜は、約60年前に町内の女性が若くして亡くした娘を思い、旧今市小に寄贈したソメイヨシノ。2008年に児童が手入れをする活動を始めるなど、地域で親しまれている
参加者は高所作業車やはしごを使って、風の影響で折れた枝のほか、テングス病の影響でほうき状になった枝を、枝切りばさみやのこぎりを使って取り除いた。また、枯れて花を咲かすことができなくなった1本の木を伐採した
約10年間、作業に携わっている樹木医の浅浦徹さん(49)=浜田市田橋町=は「若い枝が少なく、病気もあるが、しっかり手入れをして、桜が残ってくれればうれしい」と話した
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