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- ID:
- 40986
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0309
- 見出し:
- 京都から「太閤しだれ桜」 菊田小に植樹
- 新聞名:
- 福島民報
- 元URL:
- http://www.minpo.jp/news/detail/2018030949803
- 写真:
- なし
- 記事
- 豊臣秀吉が花見をしたとの逸話が残る醍醐寺(京都市)の「太閤しだれ桜」のクローン苗木がいわき市の菊田小に贈られ、8日、同校の児童らが大樹への成長を願って校庭に植樹した
東日本大震災の被災地に桜を届けようと、醍醐寺と住友林業が取り組む京の杜プロジェクトの一環。クローン苗木は境内にある太閤しだれ桜の親木から住友林業のバイオ技術を駆使して誕生した。京都市の立命館小で育てられてきた
植樹には立命館小の4年生8人が訪れ、菊田小の4年生79人と親交を深めた。住友林業の中村健太郎森林・緑化研究センター長からクローン苗木の説明を受けた後、両校の児童が苗木を植えた
児童は大輪の花が咲くよう願いを込め、優しく土や水を掛けた。順調に育てば2年ほどで開花するという。菊田小の櫛田漣音(れお)君(10)は「福島の宝になるよう、大切に育てていきたい」と笑顔を見せた
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