v10.0
- ID:
-
31216
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0828
- 見出し:
- ヒノキの学習机を組み立て - 2学期から使用/吉野中の全校生徒
- 新聞名:
- 奈良新聞
- 元URL:
- http://www.nara-np.co.jp/20140828102927.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 吉野町立吉野中学校(中東郁雄校長、146人)は、2学期から地元のヒノキ材を使った学習机を導入する。27日には、全校生徒が自分の机を組み立てた。
子どもたちに木に愛着を持ってほしいと、同町の製材業者らでつくる振興団体「Re:(り)吉野と暮らす会」が、東京のデザイナーや流通会社とともに製品開発。スチール製の脚部を用いて軽量化し、スマートなデザインに仕上げた。
生徒は、天板(縦約46センチ、横約65センチ)と側板3枚、底板の計5枚の部品を金属や木の接続具を用いて慎重に組み立て。丁寧に磨きをかけた後、脚部を取り付けて完成させ、さっそく教室に運び込んだ。
これまで使用していた机は、樹脂板などを用いた一般的な学習机。1年生の舟越丈紘君(12)は「吉野ヒノキの机は柔らかく、いい香りがする。手作りした机で勉強するのが楽しみ」と喜んだ。
製作した机は、それぞれ自分専用の机として使用。天板など木製の部分は、卒業時に各自が持ち帰れるという。
また机は1脚5万円台で商品化する予定。問い合わせは吉野林材振興協議会内の暮らす会事務局、電話
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