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- ID:
- 31174
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0822
- 見出し:
- ハスカップジャムでPR 苫小牧の大手3社、社有地で実を収穫も
- 新聞名:
- 北海道新聞
- 元URL:
- http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/558286.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 苫小牧市内の大手企業3社が、視察に訪れた企業の担当者や取引先に記念品として贈っているハスカップジャムが人気だ。株式会社苫東、トヨタ自動車北海道、苫小牧埠頭で、それぞれが菓子製造業者などに非売品として製造を委託。昨年は3社で計千個以上を贈り、自社の宣伝に限らず、苫小牧のP
Rにも一役買っているようだ。
苫東は、勇払原野で自生していたハスカップの木約1万5千本を社有地で管理しており、2012年から実を使ってジャムを製造。市内元中野町の「はすかっぷサービス」に委託し、昨年までは年約120個を製造していたが、1年たたずになくなったため、今年は180個を注文した。同社は「苫小牧市の木の花
にもなっているハスカップは本州になく、珍しがられる。会社や苫小牧を覚えてもらうきっかけになっている」と話す。
トヨタ北海道は本社敷地に植えたハスカップに実がなったため、11年から菓子店に委託してジャムを作り始めた。年計300個を道外企業に配り、「また欲しいというリピーターも多く、喜ばれている」(総務課)。最も早くから取り組むのは苫小牧埠頭で、05年から三星に委託し年約600個を製造。担当者は「当
時の社員は味見を繰り返し、試行錯誤したそうです」と話す。
市産業経済部は「地場企業だけでなく、道外からの進出企業までが苫小牧の名産品をPRしてくれて大変ありがたい」と歓迎している
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