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- ID:
- 30918
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0717
- 見出し:
- 佐賀の桜“健康日本一” 今春の生育状態調査
- 新聞名:
- 佐賀新聞
- 元URL:
- http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/84695
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 気象情報会社ウェザーニューズ(千葉市)が、今春に咲いた全国の桜について調べたところ、西日本ほど生育状態が良く、最も健康的なのは佐賀県だったとする調査結果をまとめた。昨夏の太平洋高気圧は西日本で勢力が強くなり、夏らしい暑さで十分な日差しがあったことが要因と分析している。
調査は3~5月に実施した。同社のスマートフォン向けアプリの利用者ら約1万3千人に、身近な桜の「咲き方」「幹の状態」など6項目を質問。「木全体にまんべんなく花が咲いている」「所々咲いていない」などの選択肢から答えてもらって数値化した。開花時期が異なる沖縄は対象外とした。
木の状態については「優良」「正常」「やや生育不良」「生育不良」の四つに、それぞれ「+」「-」を加えた12段階で評価した。
その結果、都道府県別でトップとなったのが佐賀で、低いほど健康状態が良いことを示す点数は1・51点。全国の平均は昨年並みの1・66点だった。
2位は1・53点の群馬。長崎が同点で続き、4位は1・54点の福岡。木の状態は佐賀も含め、いずれも上から3番目の「優良(-)」だった。
最下位は島根県で1・89点。45位が福井、44位が秋田で、日本海側が並んだ。3県の木の状態は上から4番目の「正常(+)」だった。
ウェザーニューズは「昨夏の九州北部は気温が高く降水量も十分あり、光合成が盛んに行われた。日本海側は大雨で葉が傷ついたことが影響した」とみている。
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