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- ID:
- 30909
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0716
- 見出し:
- 竹田城跡の緑回復、樹木医団体に委託 朝来市
- 新聞名:
- 神戸新聞
- 元URL:
- http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201407/0007150992.shtml
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 兵庫県朝来市は、国史跡・竹田城跡（同市和田山町）にある樹木の管理業務を、天然記念物の保護と活用に精通した樹木医の団体「兵庫県みどりのヘリテージマネージャー会」（約６０人）に委託した。樹木医は木の一本一本に番号を付けて定点観測し、樹勢の回復や新芽の保護、同市への景観保護の
提言などを担う。
全国の城跡では石垣に古木の根が入り込んだり、観光客が根元を踏み固めたために木が衰えたりする例が相次いでいる。
竹田城跡もサクラやアカマツなどが遺構と共生しているが、観光客が急増した影響などで枝枯れや病虫害による被害が増え、対応が急務となっていた。
同マネージャー会の宮田和男代表＝朝来市＝は「山城のある里山全体をどう維持管理していくかを考える段階にきている」と指摘している。同会では「城と樹木」を議題に、２７日から８月にかけて、竹田城跡や三木城跡など、県内５カ所で研修会を行う。
県みどりのヘリテージマネージャーは、県教育委員会などが養成している。
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