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- ID:
- 30864
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0711
- 見出し:
- なかよしマンゴーおいしいよ
- 新聞名:
- MSN産経ニュース
- 元URL:
- http://sankei.jp.msn.com/region/news/140711/tcg14071102100003-n1.htm
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 那珂川町の商店主や会社経営者、農家らでつくる同町地域資源活性化研究会が、製材加工工場で木材を乾燥させるボイラーの余熱を使い、マンゴーの栽培に成功し、町内の保育園で10日、試食会が行われた。
同研究会は、木材の製材加工販売の国内最大手、トーセン(矢板市)の東泉(とうせん)清寿(せいじゅ)社長と連携、同社グループの県北木材協同組合が旧馬頭東中学校跡地で運営する那珂川工場(同町大山田下郷)のボイラー余熱を利用して町の特産品を開発しようと昨年2月に発足した。実証実
験としてマンゴーの栽培とウナギの養殖に取り組んでいる。
このうち、マンゴーは工場敷地内にビニールハウスを設置。昨年5月にマンゴーの苗木50本を植え、鉢植えのようなボックス栽培で育て、今年初めて約150個が収穫された。1本の木から6、7個が実り、1個100~400グラムほど。糖度は18度以上で20度を超すものもあった。
町立大内保育園(同町大内)での試食会には同研究会の鈴木栄子さん(52)が収穫したばかりのマンゴーを園児たちの前で切り分け、振る舞った。
鈴木さんは「温度管理が難しかったが、子供たちが『おいしい』と言ってくれてうれしい。もう少し大きなマンゴーになるよう頑張りたい」と話した。
名付けて「なかよしマンゴー」。今後、苗木を2倍に増やし、来年6月には町の特産品として売り出す予定だ。
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