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- ID:
- 30697
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0613
- 見出し:
- 伐採計画のトチノキ、研究者らが県に保全要望
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元URL:
- http://www.asahi.com/articles/ASG5Y6K3XG5YPTJB00W.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 長浜市のトチノキの巨木群で伐採計画が進んでいる問題で、巨木群が全国で最大級だったことがわかった。全国の研究者らは巨木の保全を求めて12日、県に要望書を提出。環境保護団体は巨木群の観光資源化に向けて検討を始めた。
伐採計画があるのは長浜市木之本町金居原に生育するトチノキやケヤキ26本。9月から4カ月間で伐採される。県は、旧余呉町で昨年1千ヘクタールの山林内に200本以上確認されたトチノキの巨木群と尾根続きにあるとしている。
環境省の「全国巨樹・巨木林データベース」を管理する東京都奥多摩町立日原森林館によると、長浜市の巨木群は全国で最大規模という。データベースには、環境省などの調査で確認された全国の巨木や巨樹が約7万本登録されている。うちトチノキは約860本。同館学芸員の高橋弘さん(54)は「1
千ヘクタールに200本以上のトチノキの巨木が群生しているという話は聞いたことがない」と話す。
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