v10.0
- ID:
- 26782
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0207
- 見出し:
- 手軽にシイタケ栽培
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20130206-OYT8T01536.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 福岡市森林組合(福岡市西区)が販売するシイタケのほだ木が、都市圏の市民にも人気を集めている。家庭菜園ブームの中、マンションのベランダでも栽培できる手軽さが受けているという。(坂田元司)
ほだ木は、直径10センチほどに育ったクヌギを、長さ1メートルに切ったもの。冬場に菌糸を30~40か所植え付けると、春と秋にシイタケが生えてくる。最初の年は数が少ないが、2年目以降は増え、10月~翌年3月の合計で1本当たり20個程度を収穫できる。3~4年は楽しめる。
栽培は簡単で、菌糸を植え付けたほだ木を、直射日光の当たらない場所に置いておくだけ。ベランダや庭でも、すだれなどを掛けておけば栽培できる。乾燥は大敵だが、ホースなどで水をかければ、菌糸が元気を取り戻す。
同組合によると、業者による数百本単位での仕入れが減る中、小口の購入者が増えており、近年は1000本以上の売れ行きを維持している。自身も5本を購入して裏庭で栽培した同組合の関秀次参事(41)は「新鮮なシイタケは歯ごたえがよく、焼いて食べると最高ですよ」と話す。
ほだ木は1本550円で、あらかじめ菌糸を植え付けたほだ木は1050円。菌糸は1000個入りで3150円。問い合わせは同組合(092・811・1805)へ。
..