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- ID:
- 30509
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0524
- 見出し:
- 奇跡のケヤキに… 宇都宮の倒木大ケヤキから芽
- 新聞名:
- 下野新聞
- 元URL:
- http://www.shimotsuke.co.jp/category/life/tourism/season/news/20140524/1604915
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 奇跡のケヤキに－。２０１３年９月の台風18号の強風で倒木した宇都宮市新町２丁目の県指定天然記念物のケヤキの根元から新芽が出ているのを、23日までに樹勢回復の保存活動をしている南新町下組自治会の役員らが確認した。近く県教委文化財課が確認に入る。新たな息吹に、役員らは驚き、喜
び合っている。
ケヤキは樹齢推定８００年、高さ約43メートルの大木で「新町のケヤキ」と親しまれていたが、台風の影響で地面から約３メートルの幹付近で裂けて倒れた。所有者の南新町下組自治会は、芽吹きの可能性を信じて保存を決断。地面から90センチ程度で伐採し、切り株の切断面に乾燥を防ぐ薬剤を定
期的に塗布するなど樹勢回復に取り組んできた。
17日に塗布作業をしていた同自治会の役員らが、切り株の幹の部分から約９～３センチの３本の新芽とさらに小さい新芽がまとまって出ているのを発見。芽が出た場所は15年ほど前に伐採してできた直径５センチほどの古い切り株だという。
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