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- ID:
- 30506
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0525
- 見出し:
- 自然が生み出すレインボーカラーの木
- 新聞名:
- livedoor
- 元URL:
- http://news.livedoor.com/article/detail/8864551/
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- ミンダナオガムの木は、おそらく世界でもっとも派手な木の一つだ。樹皮は成長中に自然にトランクから剥がれるため、その下に無数の色に着色された幹を見ることができる。なぜこんな色をしているのか? そのプロセスを紹介する。まず皮が剥がれたところで空気暴露が起き、色が変る。その色は、明るい緑
から青に変り、そして最後に深いオレンジ色へと変化していく。しかし樹皮はすべて同時に剥がれるわけではなく、少しずつ落ちてしまうことから、結果としてレインボーのような色合いになるのだ。その姿は森の中でかなり目立つ。
この珍しいユーカリの木はフィリピンの第二に大きい島であるミンダナオ島に由来するのだが、北半球で存在する唯一の種類であるため、その名も「ミンダナオガムの木」となっている。
レインボーユーカリの写真をもっと見るにはコチラ
これだけ美しい木なので、当然、世界中の園芸家の間で大変人気を集めており、現在フィリピンだけでなくコスタリカ、ハワイ、台湾などいろんな国で見ることができる。しかし、残念ながら日本にはまだこの木が存在していない。
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